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緒形拳。

先日、俳優の緒形拳が亡くなった。

数日して息子であり、俳優である長男・幹太、次男・直人が会見したが、両者の年齢が共に41歳。双子か?、と思ったが顔は双子のような感じではない。

ネットで調べると単に年子だっただけでした。

そんなことはいい。

少し、緒形拳について語ってみたくなった。

初めてこの俳優を見たのは「仕掛人・藤枝梅安」、でした。中学の頃、池波正太郎の原作にはまって、初期の段階で読み始めたのが梅安シリーズでした。

その原作のあと、再放送で緒形拳主演の梅安を見た。

私個人としてはほぼ原作に近いし、設定としてこれまでの時代劇にはない、アウトロー、すなわち殺しを生業とする主人公を描いている、ということだけで、新鮮でありました。

その後、中村主水で一躍スターとなった藤田まこと演じる必殺・仕事人が少し、というかかなり関西テイストに仕上げて仕掛人、を食ってしまった時代劇に移行して勧善懲悪的な時代劇に成ってしまいました。

根本の仕掛人・藤枝梅安はそんなお気楽な要素なんて殆どなく、「人は死ぬために生あるうちにどう生きるか」「死が前提で生がある」、ということを切実に説いた小説、シリーズであった。

いつしか何かで読んだことがある。

池波氏は「緒形拳の梅安はイメージとは違う」、というような内容で、梅安に限らず、池波氏の作品がテレビドラマ化されることには池波氏自身、納得しないことが多かった。

同じ梅安を演じた中で小林桂樹が演じたのは度々放映されていたが、私個人は見ることはなかった。

少し時をおいて渡辺謙が演じた藤枝梅安は良かった。

原作での梅安は大柄で、坊主頭で、という設定にぴったしだった。

緒形拳は小柄だし、坊主頭でもなかった。そこらあたりが、イメージと違ったのかもしれない。

そんな緒形拳は「新国劇」の出身。池波正太郎も「新国劇」の座付き作家でした。そこらの似たもの同士的な感覚があったのかもしれない。

緒形拳の遺作となった「風のガーデン」、という作品は人の生と死をテーマにしたドラマで、その作品に関する緒形のコメントというのは池波氏のテーマとしていた生と死にまつわることであるな、と私は感じました。

人は死に向かって生きている。

人は必ず死ぬ生き物である、だからその死に向かってどう生きるか?

人は死があるからこそ生をどう生きていくかに懸命になる。

私なりのテイストも入れているので池波氏独特のメッセージは小説を読んでください。何でもかまいません。どの小説にも顕われています。

緒形拳は遅咲きの俳優だったと思います。

晩年になって池波氏の思い、考え、思考、思想、信念、といったものが緒形拳には染み着いていたのかもしれない。

そう思いたい部分はあります。

『かっ!、と虚空を睨んで壮絶に息を引き取った』、という死に様、何年も前にガンを患っていながら家族以外には洩らさずに俳優業を全うした生き様、というのはリスペクト、という表現では物足らない、が私もこれくらいかっこよく死にたいものである。
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by nash5g31. | 2008-10-09 23:29 | ヒトリゴト